新しいいのち・新しい人生へのスタート
希望キリスト教会 刈谷伝道所 牧師 中島 祺宣
栃木県の高原に地球上から絶滅したと思われていた化石植物のメタセコイアという木があります。1945年、中国の奥地にわずかに生き残っているのが発見され、その種子から育った苗木が1953年に届けられ、50年後の今、樹高28.62メートル、幹周り3.49メートルの大樹となっています。また大賀一郎博士が2000年前のハスの種から花を咲かせ、そのハスがあちらこちらで見られるのは皆さんご存じですね。
さて、皆さんは「ツタンカーメンのエンドウ」をご存じでしょうか。「大家の谷」で古代エジプトのツタンカーメン王の墓から81年前イギリスの考古学者が発掘しました。47年前、日本の大町武雄さんの手に入り、今や至る所で3000年前の命を再び実らせています。においも味も濃く、野性味が強いそうです。ゆでるとぶどう酒色が消えて緑色になるというのも神秘的ですね。
何億年を隔てた樹木の生命力に触れたり、2000年、3000年土の中にあった種子がめばえ、花を咲かせ、実が実るのを見て、私たち人間の80年90年の寿命を考えますと、命の創造主のことを考えないわけにはいかないのではないでしょうか。植物さえも命をよみがえらされるのに、人間はひとたび体が死ぬとよみがえることはできません。本当によみがえられないのでしょうか。霊魂はどうなるのでしょうか。
死の原因である罪を身代わりに引き受けて、十字架で死んで精算してくださった神のみ子キリストが死からよみがえられた時、死が打ち破られたと聖書は述べています。イエス・キリストが十字架による罪の赦しと復活によるいのちを信じる者は、キリストがもう一度迎えに来られるときに、新しいからだを受け、永遠のいのちに完成させられます。これが「幸福の知らせ・福音」です。人には死から永遠のいのちへの救いがあるのです。
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(聖書)
イエスは「空の鳥を見なさい。種まきもせず、刈り入れもせず、倉に蓄えることもしません。それでも神は彼らを養っておられます。」「野のゆりを見なさい。ぜいたくざんまいをしたソロモン王でさえもこの花の一つほどにも着飾ってはいませんでした。鳥や野の草花さえも養っておられる神が、どうしてあなたがたのことをよくしてくださらないはずがありましょうか。心配したり、思い煩ったりしないで、まず、神を信じなさい。そうすれば、この世の中で必要な一切のものは、添えて与えられます。」と言われました。
この心配したり、思い煩わずにすむ人生は、キリストがくださる平安によるものです。キリストは次のように約束してくださっています。
「わたしは、あなたがたにわたしの平安を与えます。わたしがあなたがたに与えるのは、世が与えるのとは違います。」(聖書)
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、私のところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」(聖書)
「だれでもキリストのうちにあるなら、その人は新しく造られたものです。古いものは過ぎ去って、見よ、すべてが新しくなりました。」(聖書)
あなたは心配や重い煩いの人生から、新しく生まれ変わりたいと願っていらっしゃいませんか。今が愛と恵みの神キリストによって、新しい平安に満ちた人生へとスタートされるチャンスです。 |